監修からの言葉

 インターネットに投稿された写真や動画、コメントなどが悪い意味で注目をあびて、時にはニュースにも取り上げられてしまう、いわゆる炎上があとを立ちません。「インターネットに投稿した写真や映像は、世界中に広がる」という話を子どもたちに話した時、子どもたちが想像する「世界中」はどのようなものでしょうか。

 小学校で世界について学習するのは社会科です。しかし、社会科の学習が始まる3年~4年生では身近な地域について、5年生では日本について学習し、世界に関して学習を始めるのは6年生からです。

 つまり、5年生までは世界という言葉によってイメージするものには個人差があります。世界は家庭や学校、地域をそのまま拡大したものと考える子供もいるかもしれません。

 家庭や学校は、子供の成長、社会勉強のために多少のおふざけや失敗があっても子供を守る方向で指導をします。ところが「禁じられていることをしても叱られるだけですんだ」という体験を一般化して、ネットでは許されない発言や行為に及んでしまうと、その行為が将来に渡って自分を苦しめる事態になることもあります。

 動画制作するにあたって一番大切な事は、それを誰にどのように見せたいか、そしてそれを見せる時にどのような事を意識すればよいかということを予め知り、考えておくことです。

 

 「キミも動画クリエーターになろう」サイトの制作にあたって

 このサイトは、お子さんが「動画を作ってみたい」という気持になった時に、それに答えるために保護者の方が「失敗せずに作り上げるヒント」をお子さんに教えることが出来るようになるための保護者、指導者向け教材です。

 動画を取る時に気をつけるべきこと、動画を作るための工夫など、カテゴリにわけて紹介していますので是非ご活用ください。

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